【漫画】第1話「じんましんの症状とは?原因や対処法など」

蕁麻疹クリニック 第1話

「突然出て急に消える」

じんましんとは皮膚が赤く盛り上がり 自然と消える病気です 症状① 症状② 症状③

「原因不明が70%以上」

じんましんだけではなく 息苦しさや吐き気があったら アナフィラキシーを疑います 原因① 原因② 原因③

「図解!発症する仕組み」

子供は次の5点が原因でじんましんが起きやすいです じんましんが起きる仕組みは次の5ステップです 診断① 診断②

「慢性化したら病院へ」

診断③ 治療① 治療③ 予防

じんましんの特徴とは?

かゆみのある赤いボツボツができて、その上に平らなボコボコした膨らみがかぶさります。発症する箇所は不規則です。最初に出現した箇所からすぐに周囲に広がっていき、発疹がくっついては大きくなることもあります。

発疹は数時間、遅くても24時間以内に消えます。ただし、発疹が出たり消えたりと数日間繰り返すこともあります。ほとんどのケースでは長くても1週間前後で消えてしまい、かゆみも静まります。

じんましんの主な原因は体調不良とアレルゲンです。風邪や疲れ、ストレスなどの体調不良で突発的にじんましんは発生します。ただ、発症率としてはアレルゲンのほうが大きいです。

例えば、サバやイカなどの食べ物を体内に取り込むことで、じんましんは発生しますし、雑草や花粉、ダニやカビ、虫刺され、汗、温度、薬などが直接肌に触れ、それらが刺激になって、じんましんとなることもあります。

原因や症状で分類される

名称説明
急性じんましん一般的なじんましんで数時間程度で消える。繰り返しでも1週間以内で治る。
慢性じんましん1カ月以上続くじんましん。継続時間による分類で症状に違いはない。
特発性じんましんじんましんの70%を占める原因が見つからないじんましん。
アレルギー性じんましんアレルギーを体内に入れることで発生したじんましん。食べ物、雑草、花粉、ダニ、虫、カビ、細菌、ハウスダストなどのアレルゲンが原因となる。
食物じんましんサバなどの魚、貝、エビやカニ、イカやタコ、卵、牛乳などがアレルゲンとなって、発生したじんましん。
薬品じんましん抗生物質、血清製剤、アスピリンなどがアレルゲンが原因となる。
アナフィラキシーショック重症化したアレルギー症状のことで全身に症状が出ます。じんましんと同時に息苦しさや吐き気を伴い、日本では年間50~80人程度が亡くなっています。
機械的じんましん腕時計の圧迫やタートルネックの締め付けなどの刺激や接触を受けて、突然できたじんましん。すぐに消えやすい。
温熱じんましん温水や温風に触れたときにできるじんましん。入浴後や温泉で発症しやすい。
寒冷じんましん冷水や冷風に触れたときにできるじんましん。冷たいフローリングや外気など、日常的に発症しやすいために注意が必要。
日光じんましん4~9月の強い太陽光に含まれた紫外線に当たることで出てくるじんましん。頭痛、寒気、吐き気、腹痛、下痢を伴いやすく、通常のじんましんよりも症状が重い。
コリン性じんましん肌に汗がにじみ出ることで、小さいプツプツができるじんましん。皮膚にある交感神経の先でアセチルコリンが分泌されて、それが刺激になることがある。
心因性じんましんストレス過多が原因であるじんましん。自律神経失調症、てんかん、ヒステリーも原因の1つ。
病巣感染によるじんましん細菌やウイルスに感染したことが原因で、発症する慢性型のじんましん。
じんましん型薬疹薬に過敏に反応して、発症するじんましん。
人工じんましん皮膚を強くこすって、膨らんだりするなどの反応が出やすいかを確かめたときに出るじんましん。

じんましんの応急処置

じんましんは誰でも発症する可能性がある一般的な皮膚病です。多くの場合は非常に短い時間だけ発症する一過性であり、例えば、夜にじんましんが出ても、翌朝にはすっかり治っているということがよくあります。

短い場合では数分から30分程度で症状がなくなることもあります。こうした短時間で治るタイプのじんましんで、かゆみが我慢できるなら特に何もしなくても大丈夫です。

ただ、血流が活発になるとじんましんが悪化することもあります。短時間で治りそうでも、じんましんが出たら血流を弱めるために一旦落ち着いて、リラックスして過ごしましょう。

かゆみが強い場合も含めて、患部を冷やすことは有効です。冷やしたタオルや冷感スプレーなどを使うと、一時的に症状が緩和します。ただし、寒冷じんましんのときは患部を冷やしてはいけません。

長期でじんましんを治療する

じんましんが出た箇所を冷やすことは一時的な処置であるため、本格的な治療には専門医の判断が必要です。その際はなるべくじんましんが出ているときに皮膚科を受診しましょう。

肌だけではじんましんの原因は特定できませんが、医師が皮膚の状態を把握することは今後の治療方針にも関わります。

初期の治療ではかゆみや痛みを抑えるために、抗ヒスタミン剤が処方されます。じんましんの諸症状は体内にヒスタミンというかゆみ成分が分泌されているためであり、まずはこのヒスタミンの働きを抑える薬で緩和します。

仮に症状がすでにかなり進行しており、かゆみや痛みが我慢できないほどであれば、短期間だけステロイド系の外用薬を使います。

その上でじんましんがアレルギー性の場合はアレルギーの原因物質を特定して、それを日常生活で避ける習慣をつけたり、逆に少量ずつ投与していって、体を慣らす治療もあります。

非アレルギー性の場合はじんましんを引き起こすトリガーを見つけることが優先であることに違いはありません。こちらもそれを徐々に体に触れさせて、じんましんの再発を抑える治療が行われています。

ただし、じんましんは必ず治るわけではありませんし、治療は長期間に及び、必ず専門医の判断で行います。そのため、基本的にはじんましんの原因物質を避ける予防が大切です。

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公開日公開日 2017.04.04
更新日更新日 2017.04.06
執筆者Kirito Nakano

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