心因性じんましんは心の病が原因で発症するじんましんです。
ストレスを感じる度に発疹が出現し、かゆみも出ると心因性じんましんの可能性は高いです。
自分では気づかなくても精神的に負担がかかっていることが多く、原因不明に陥る場合があります。
放値すると症状が悪化することもあれば、悪化せずにたまに出る程度で留まることもあります。
あまりにも急激な環境の変化や著しい精神的ショックを体験したり、慢性的に不都合な状況にさらされた場合などには、対処していく力が及ばず、不安、焦燥、抑うつ、無気力、引きこもりといったような精神的症状を発症することがあります。
このような症状が一時的にも出現すれば心因性の症状と呼びます。さらに心因性の症状は神経症、躁うつ病、心身症に分類されます。
例えば、心身症に分類される症状にはストレス、ヒステリー、てんかん、自律神経失調症などがあります。
また、内向的な人、情緒不安定な人に起こりやすいので、心因性じんましんだとしても体と心の両面からの治療が有効です。
心因性じんましんが発生した箇所を掻いてしまうと、かゆみが発生したり、じんましんが広がることもあります。基本的にじんましんができやすい体質なのに、さらに掻いてしまうことは肌に人工的な刺激を与える結果になり、症状が悪化します。
心と体のストレスは一定の限度を超えると、様々な病気の原因となったり、症状を悪化させたりすることがあります。
じんましんも例外ではなく、ストレスはじんましんを悪化させる要因となります。
じんましんは食物や物理的刺激で起こる病気で有名ですので、ストレスの影響で起きていると判別するのが難しいかもしれません。
ただ、毎日のように繰り返し症状が現れるじんましんでは、心身のストレスにより症状が悪化することが多いようです。
自覚しないストレス状態にあることが多いこと、ストレスに対して内向的に適応してしまう傾向があることも報告されています。職場や家庭の環境の変化を境にじんましんが現れるようになったります。
これを逆に利用して、職場や家庭の環境の変化をきっかけに心因性じんましんを治療することもできます。
もし、皮膚を中心に体の異常が見つからない場合は、自分では気づかない過度のストレスに対する体からの信号と受け止め、精神の有り様や仕事の内容を振り返る機会とするのも良いでしょう。
心因性じんましんの治療では、一般的なじんましんの治療で使用する抗ヒスタミン剤の内服や注射などを行うよりも、精神的負担を軽減させ、ストレスをなくす方が健康的に治療できます。
原因物質が精神的負担と判明されているために、心因性じんましんの治療では精神的負担を避けることが大切です。
社会学者トーマス・ホームズが発表したストレスレベル表では、第1位の配偶者の死のストレスレベル100を筆頭に、離婚はストレスレベル73、夫婦別居生活はストレスレベル65にもなります。
悪いことばかりではなく、入学や卒業ではストレスレベル26、退職ではストレスレベル45、クリスマスはストレスレベル12とのことです。
多くのじんましんで共通しているのは、年齢や環境の変化で完治する場合も多いことです。心因性じんましんが起こりやすい方もその点を踏まえた上で、しっかりと医師と相談して治療に望みましょう。
病巣感染によるじんましん
コリン性じんましん