じんましんは数分から数時間後に次第に消えてなくなりますが、再発を繰り返すこともあります。
すぐに治まるような発症時間の短いじんましんを「急性じんましん」と言い、一方、症状が治まらないままでいつまでも再発を繰り返すじんましんを「慢性じんましん」と言います。
急性と慢性は期間的な違いだけで症状の差はなく、時間的な区分もはっきりしたものではありません。
2~3週間で消失して治まるものもありますし、数年間続くもの、ある特定の季節のみ発症するじんましんもあります。
一般的に急性じんましんの場合はアレルギー性が多く、慢性じんましんの場合は非アレルギー性が多いと言われています。
じんましんは発病した症状による分類ではなく、原因による分類が一般的です。じんましんが置きやすい人は原因物質を避けることが予防になります。
| アレルギー性じんましん | 食事性アレルゲンの場合は食事による肉、魚、卵などを体内に入れることで起こります。吸入性アレルゲンは花粉、ハウスダスト、ペットの毛など、薬剤性アレルゲンは抗生物質、結成製剤、アスピリンなど、刺咬性アレルゲンは蜂の毒、ムカデの毒などを体内に入れることで起こります。 |
|---|---|
| 機械的じんましん | 皮膚を圧迫するなどの外部から機械的な刺激、例えば、時計のバンド、ベルトで押さえていたお腹、下着のゴムによる締め付けなどを受けた場合に起こります。 |
| 温熱じんましん | コタツ、ストーブ、布団、風呂などによる温水や温風のような温かい外部刺激により、特定箇所の体温が上がったところにできます。 |
| 寒冷じんましん | 扇風機、クーラー、外気などによる冷水や冷風のような冷たい外部刺激により、特定箇所の体温が下がったところにできます。 |
| 日光じんましん | 4~9月の強い紫外線などで、太陽に直接当たった部分がかゆくなります。 |
| コリン性じんましん | 運動、入浴、精神的ストレスによる発汗で起きます。特に汗を拭き取らずに放置することでかゆくなります。 |
| 心因性じんましん | ストレス、ヒステリー、てんかん、自律神経失調症などの心の病気から体に影響がでます。 |
| 病巣感染によるじんましん | 扁桃腺炎、虫歯、副鼻腔炎影響、病巣に住みつく細菌の毒素や死んだ組織などが原因となります。 |
子供のうちはアレルギーや温熱が原因になることが多いです。逆に心因性や病巣感染は大人になってから発生しやすくなります。
他にも医学書によっては、以下のように詳細に分類される場合もありますが、原因を細分化した名称が多く、特別な違いは見受けられません。
| 接触じんましん | 食物、科学物質、猫、科学物質、ゴムラテックスなどが触れた部位にのみ発症し、物の形状どおりの赤みが現れます。 |
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| じんましん型薬疹 | 予防接種、抗生物質、消炎鎮痛剤などの薬の副作用で出てきます。 |
| 仮性アレルゲンじんましん | ヒスタミンを多く含むタケノコ、セロリ、ほうれんそう、バナナなどの食物を食べるとじんましんが起きます。アレルギー性じんましんをさらに細分化する際に使用されます。 |
| 感染性じんましん | 風邪、喘息などの上気道感染によって発病します。病巣感染によるじんましんを上気道に特定したものになります。 |
| 血管性浮腫 | まぶたや唇などが急に腫れあがり、2~3日で消えます。かゆみを伴いません。 |
以上、多くの種類があり、実際にじんましんは発生箇所や時間に差があるものの、大抵はかゆみを帯びた湿疹であり、外用薬や内服薬といった処方箋も似ています。