斑とはまだらやぶちのことです。
右の写真のように、皮膚は表面の色が変化していき、1つではなく複数同時に発生することが多いです。
また、斑には色による以下のような分類があります。
紅斑(こうはん)
赤くて、指で強く押すと一時的に消えますが、再度赤くなります。一過性の血管拡張によって起こります。
紫斑(しはん)
紫色で、指で強く押しても消えません。出血によって起こります。
白斑(はくはん)
正常の皮膚よりも白い部分を指します。メラニン色素が減少しています。
原因はメラニン色素の増加や出血による色素沈着が挙げられますが、どうしてそのような現象が起こるのかは明確には判明していません。
水疱とは皮膚が水分を含んで盛り上がった状態を指します。
いわゆる水ぶくれで盛り上がります。軽いやけどなどでよく見られます。
米粒大のものから卵くらいまで、大きさは様々です。水疱疹や水ぶくれとも言います。
写真は赤いですが、透明になることの方が多いです。
皮膚が水分を含み、盛り上がった状態は水疱と一緒ですが、膿疱は中に膿(うみ)が溜まったものを指します。
手の平や足の裏に、ひどい場合は手首や足首にも広がり、一見すると水虫のようなものができます。赤い点々や小さい豆状の小ぶくれができることもあります。
この水ぶくれを膿疱症と言います。
2~3週間もすれば、自然と治るものですが、根本を絶たないことには再び繰り返す恐れがあります。
丘疹とは皮膚が膨らんで盛り上がった部分を指します。
針の頭大からえんどう豆位のような、小さな盛り上がりのことです。
多くは赤みを帯びていますが、白っぽくなることもあります。
丘疹はひっかくと表面の皮膚が破れて、水が出てジメジメするため、湿疹の「疹」という文字が使われています。
結節とは皮膚が膨らんで、盛り上がった部分を指します。
硬くて比較的大きな盛り上がりで丘疹よりも大きいものになります。
最近ではあまり使われない言葉になってきました。
だいたいの大きさは直径1cm以上で、詰まって少し硬めに隆起しています。丘疹よりも深く真皮や皮下組織にまで根付いているのが特徴です。
細胞が炎症したり、腫瘍が水分を膨らんだり、老廃物の蓄積により形成されます。