湿疹ははじめは軽い炎症で、赤く腫れたりかゆみや痛みを感じる程度ですが、その程度が強くなると、腫れた表面がブツブツと不均一になったり、細菌が感染して化膿することもあります。
また、湿疹の原因や症状によって、いくつかに分類されます。
皮脂の分解による湿疹を「脂漏性湿疹」と呼びます。頭、ひたいの髪の毛の生え際、眉毛、小鼻のわき、手、脇、腿の付け根などの脂の分泌の多い場所に、境目の明確な赤い面ができます。
洗剤などを多用する主婦に多い湿疹に「手湿疹」があります。ものに触れる指先を中心に発症します。
太った人にできやすい湿疹に「摩擦疹」があります。これは女性の乳房の下などの皮膚が常にこすれる場所に多発します。
脂漏性湿疹とは逆に、皮脂が少なすぎるために起こる湿疹に「皮脂欠乏性湿疹」があります。老人などにできやすいです。
湿疹はかゆみを伴うのが基本ですが、その赤い面の皮が細かくむけたり、黄色がかった厚いかさぶたができたりする場合もあります。
湿疹の中でも最も一般的な脂漏性湿疹は大人にも発症するのですが、赤ちゃんに多いのも特徴です。
赤ちゃんの皮膚はお母さんの胎内にいたときの女性ホルモンの影響を受け、皮膚の分泌が盛んです。そのために頭や髪の毛の生え際に、黄色いかさぶたのような湿疹ができることがあり、フケのように見えることもあります。
脂肪成分ですからお湯だけではなかなか落ちません。石鹸でマッサージするように洗いましょう。
毎日ふやかして少しずつ落とすと、大抵はそれだけできれいになります。石鹸は低刺激な石鹸を選び、充分に洗い流すようにします。
また、軽い湿疹の場合は市販の湿疹に効果のあるクリームでの治療も可能です。重度の場合は慢性化し湿疹が広がらないようにして、病院に任せるようにします。
湿疹がじんましんと似ているのは赤みが帯びて、ブツブツができることです。ほとんど症状は変わらないといってもいいです。
かゆみも軽度から重度まで様々で、ひと目見ただけで判断するのは難しくいですが、湿疹とは急性では「ジュクジュクと赤くなり、ブツブツとかゆくなる」、慢性では「ゴワゴワと赤くなり、ガサガサとかゆくなる」とされています。
このようにじんましん同様に湿疹は赤いのですが、次第にできる黄色いかさぶたが目印です。
また、慢性じんましんの場合はかゆみはそれほど強くはありませんが、湿疹は慢性化して場合もかゆみが残りやすいです。
いずれにしても湿疹もじんましんも原因を調べながら、専門医に診てもらうことで治りが早くなります。
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