手足にできる皮膚疾患

皮膚の病気と症状

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紅斑(滲出性紅斑)

発生箇所は全身、特に手足になります。

真皮の血管がウイルスや細菌の感染、アレルギー、薬物、食事などで充血や炎症を起こし、赤い斑ができた状態を紅斑と言います。

紅斑は中央部がややへこんで、少し白っぽいため同心円を描いたように見えます。

若い女性に多く、手足に、左右対称によくできます。

伝染性の紅斑で左右の頬が赤くなる症状をリンゴ病とも呼びます。数日~1週間ほどは続きます。

自覚症状はほとんどありませんが、軽いかゆみを覚えることがあります。

主婦湿疹

発生箇所は手の平になります。

初期症状は指や手の平に、いくつかの小さく赤みがかったブツブツが発疹します。

徐々にそれらが重なり合っていき、赤い斑状になります。かゆみを伴い、掻くと汁が出たり、自然にジュクジュクしてくる場合もあります。

赤い斑は時間が経過するとかさぶたになり、かゆみも強くなります。

水仕事が多い主婦にできやすいために、主婦湿疹と呼ばれます。

水仕事などを避けると症状も軽くなりますが、水仕事を続けるとかゆみがひどくなったり、新たな湿疹ができる場合があります。

脂漏性湿疹

発生箇所は頭、額の髪の毛の生え際、眉毛、小鼻の脇、手、脇、腿の付け根になります。

脂の分泌の多い場所に、境目の明確な赤い面ができます。

その赤い面の皮が細かく剥けたり、黄色がかった厚いかさぶたができたりし、かゆみも伴います。

特に脂の分泌が多い箇所は、額の髪の毛の生え際、小鼻の脇、脇、腿の付け根などになります。

進行性指掌角皮症

発生箇所は指先になります。

通常は利き手の指先が乾燥し、皮膚がカサカサして荒れ、あかぎれのために皮膚に割れ目ができます。

皮を剥くと真皮が出るので痛みを伴うことがあります。

悪化すると指紋が消え、爪も変形することがあります。

また、この症状は他の指先にも広がり、手の平まで広がる場合があります。

主な原因は石鹸、洗剤、その他の物質の影響で皮脂膜が弱くなった部分に、直接刺激を受けてできると言われています。

たこ・うおのめ

発生箇所は手足の指になります。

皮膚への外部からの刺激がや圧迫が長時間続き、皮膚の厚みを増して硬くなったものです。

そのままにしておいても悪化しませんが、痛みを感じる場合はスピール膏による切除法が有効です。

靴を変えるなど、元の原因を無くすことが再発防止になります。

手足白癬(水虫)

発生箇所は手足の指になります。

一般的に水虫と呼ばれ、専門的には手足白癬と言います。

白癬菌というカビの一種が、手足の指と指の間の湿り気があって、温かく、柔らかい皮膚に感染しやすく、繁殖を繰り返します。

手足白癬は自然には治りにくく、他人にも感染します。完全に治療しないと再発しやすいことが特徴です。

白癬菌は体の様々な箇所に感染し、感染した部位によって病名も変わります。頭皮の場合は頭皮白癬、爪の場合は爪白癬となります。

症状の初期は全く無症状ですが、繁殖が進むにつれ、皮が剥けたり、かゆみ帯びることもあります。

皮膚科で診てもらい、外用薬での治療が最も効果が高いです。

ひび・あかぎれ

発生箇所は手足になります。

ひび、あかぎれは乾燥で皮脂分泌や発汗が少なくなり、割れ目ができたものです。さらに冬場の寒さが皮膚を裂けやすくしています。

細かく浅いものをひび、深いものをあかぎれと言います。

ひび、あかぎれは保湿が大切ですので、特に冬場は保湿クリームを塗るようにして、しっとりした状態を保ちます。

しもやけ

しもやけは寒さで皮膚が赤くなり、皮膚の本来の機能が正常に働かなくなって、感覚が麻痺して膨張したように熱くなります。

気温が4~5℃で1日の温度差が10℃以上あるとできやすいとされています。

痛みやかゆみが強い場合もあります。あまり長引く場合はしもやけに留まらないこともありますので専門医の診察が必要です。

しもやけもひびやあかぎれ同様に保温が大切です。

慢性湿疹

発生箇所は全身、特に手足、背中になります。

かゆみのある発疹が集まり、皮膚に厚みを増し、肌色から褐色に変化します。

時間が経つにつれ、キメも失くなり、非常に荒れてガサガサとした皮膚のようになります。

胼胝性湿疹、苔癬化湿疹、疣状湿疹と呼ばれることもあります。

治療は重層法やテープのステロイドなどが、必要になることがあります。

ステロイドの最初は思い切り強いものから徐々に弱くすると効果があることがあります。

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