発生箇所は全身になります。
原因となる物質が皮膚に繰り返し触れることにより、炎症を起こすものです。
一次刺激接触皮膚炎とは異なり、特定の人に起こる症状になります。
初期症状はかゆみと共に紅斑ができます。原因物質との接触を避ければ、初期症状程度で済みます。
さらに接触を繰り返すと、痛みや熱感を伴う場合があります。
一般的に原因物質がわからない場合が多いので、接触を続け症状が悪化する場合があります。
発生箇所は全身になります。
銀杏などの毒性をもった植物や強い酸、昆虫が出す体液などが原因とされています。
これが皮膚につくと、その部分が炎症を起こします。
症状の初期段階ではかゆみが起こり、紅斑ができます。
毒性が弱いものならば、この初期症状程度で済みますが、毒性が強いと丘疹や水泡があらわれ痛みや熱感を伴う場合があります。
毒性がさらに強い場合、皮膚の皮が剥け潰瘍になり、治療にも時間がかかります。
発生箇所は全身になります。
血液中の中性脂肪やコレステロールが異常に増えて、皮膚が黄色くなります。
これは皮膚の一部に脂質が沈着することでおこりますが、肝臓や腎臓の病気や糖尿病が隠れていることがあります。
血中脂質の増加が続くと心筋梗塞、動脈硬化、血栓症の原因となります。
発生箇所は全身、特に手足や背中になります。
一般的に中年過ぎの人に見られる環状の湿疹で、かゆみを伴います。
赤茶色の皮膚炎で、形が貨幣の大きさぐらいになることから貨幣状湿疹と呼ばれています。
手足、背中などにできやすく、少し汁が出ることのある皮膚炎です。
また、腕時計などの接触アレルギーや静脈瘤から起きることもあります。感染するとジクジクしてきます。
発生箇所は全身、特に手足や背中になります。
急に発症した湿疹のことです。
初期症状はかゆみがあって皮膚が赤くなり、まもなく赤いブツブツができます。
症状が進行すると丘診の一番突出した部分に、水ぶくれが現れます。
さらに症状が悪化すると、黄色の濁った膿が発生することもあったり、薄皮が剥けたり、かさぶたができたりします。
全般的にかゆみが強く、湿っているのが特徴です。
また、あせもが悪化すると急性湿疹になりやすいです。
急性湿疹の治療は原因を特定することが第一で、治療には主に軟膏、クリーム、ローション、スプレーなどの外用薬を使用します。
赤く腫れてかゆみが強い場合は、副腎皮質ホルモン入りの外用薬を使用します。
発生箇所は全身になります。
黒あざは表面が滑らかなもの、イボ状のものなど形はさまざまです。
これは母斑細胞という特殊な細胞が増えてできたものです。ほくろもその一種であり、大部分のものは心配ありませんが、まれに悪性腫瘍に変化することがあります。
黒あざが急に大きくなったりして変化した場合は専門医の診察をおすすめします。
青あざは女性に多いあざで皮膚、眼球、鼻粘膜、口腔粘膜にも生じます。
発生箇所は全身になります。
全身の皮膚が赤くなり、肌が乾燥し、細かいぬかのような鱗屑が付いたり、鱗状に皮が剥けたりする皮膚病です。
また、発熱、リンパ節腫脹、浮腫、寒気などを伴い、循環不全、低タンパク血症などを併発することがあります。
入院をして、詳しく調べてからの治療が必要となります。
発生箇所は全身、特に胴体、肩、胸の側面、尻、手足に多いです。
さめ肌は遺伝性で同一家族中に多発します。
症状は生後1年位して現れてきます。まず、胴体、肩、胸の側面、尻、手足の伸びる側の皮膚が乾燥します。
落屑や網状の裂け目ができ、魚の鱗のように見えるために魚鱗癬と言います。
発生箇所は全身になります。
じんましんは皮膚の浅い層に大小様々な部分的なむくみ膨疹が現われ、強いかゆみを伴う症状のことです。
むくみは数分から数時間後に次第に消えてなくなりますが、数時間後から24時間くらいで再発を繰り返すことが多いです。
じんましんの症状自体は1~2日で治まる急性じんましんが多いのですが、だらだらといつまでも続く慢性じんましんもあります。
発生箇所は全身になります。
一般的にはイボのことで心配はありません。
イボはヒト乳頭腫ウイルスが小さな傷から皮膚に入って増えたものです。感染症であることから、触って数が増えます。
人からも感染しますが、特に自分の皮膚にうつる性質があります。
治療にはヨクイニン剤の長期服用が効果的ですが、液体窒素は患部に当てて、イボと一緒に菌まで殺してしまう治療も皮膚科では一般的です。
また、気にしていじらないことが大切ですが、皮膚科で急激に冷やして、イボを殺傷する治療が有効的です。
発生箇所は全身になります。
全身にできる白い斑点で大きさは様々です。
原因はメラニン色素をつくる細胞の働きが弱くなるために起こると言われています。
治療には紫外線照射や軟膏を使います。効果があると白斑の中に点状の色素斑が出来てきます。
元の肌に戻るまでの期間は人にもよりますが、2ヶ月~数年かかります。
発生箇所は全身、特に胸、腹部、顔になります。
水疱瘡と同じ水痘、帯状疱疹ウイルスなどのウイルスの感染で起こります。
体の左右いずれか一方が神経痛に似た痛みを帯びます。
ウイルスは神経の付け根に沿って水疱を作り、帯のような形に並ぶことから帯状疱疹と呼ばれています。
重症になると40℃近い高熱も出ることもあります。
治療には約3週間ほどかかり、再発はほとんどありません。
発生箇所は全身になります。
全身に発生し、褐色のまだら模様が特徴です。
これ自体が肥大することはありませんが、6個以上あるとレックリング病の疑いがあります。
治療にはドライアイスや液体窒素を使った凍結手術で母斑の表面を剥がし、取り除くとともに母斑の表面を瘢痕化させます。
色は薄くなりますが、完全には元の色には戻らないことが多いです。
発生箇所は全身になります。
日やけになる原因は太陽からの紫外線を受けると、皮膚がメラニン色素を作り肌が濃くなります。
肌を衣服で覆い、紫外線を当たらないようにすれば、肌も元の色に戻ります。
海水浴などで短時間で紫外線を浴びると、真皮に炎症が起き、皮膚が火照り、赤くヒリヒリと痛むことがあります。
症状がひどい場合は水疱ができることもあります。
痛みがひどい場合は専門医の治療が必要ですが、通常は時間が経てば痛みは自然と治まります。
日やけは繰り返すことで、シミ、小ジワ、皮膚癌の原因となるので、過度の日焼けは避けましょう。
発生箇所は全身になります。
ほくろはほくろ細胞が局所的に多く集まったものです。医学用語としては母斑細胞性母斑、色素性母斑、黒子などと称されます。
ほとんどのものが良性腫瘍ですが、手足の裏にあるものや急に大きくなったほくろは悪性の場合があるので、専門医の診察をおすすめします。
ほくろの細胞自体は生まれた時から皮膚の中にあり、普通は小さく見えません。
しかし、日焼けやニキビなどの炎症をはじめ、何かの刺激が加わって細胞がメラニンを産生するようになると、小さい色素の斑点として、肉眼でも見られるようになります。
3~4歳頃から出現することが多いのですが、成人以降でも発生することもあります。
発生箇所は全身、特に背中になります。
アトピー性皮膚炎の子供に起きやすいです。アトピー性皮膚炎や湿疹の患部に感染し、小水疱と共に膿を発生させながら、ただれを起こします。
同時に高熱、頭痛、下痢などの風邪に似た症状を併発し、脳炎や気管支炎を起こして死亡したケースもあります。
原因として最も多いものが母親の口唇ヘルペスからの感染です。
治療は入院を必要とし、抗生物質の投与、軟膏の塗布が行われます。
発生箇所は全身になります。
治療で使用した薬によりできる発疹です。
さらに同じ薬でも人によって、症状が異なる場合があります。
ある特定の部分に同じ形の症状が現れるものから、全身に発疹が出るものまであります。
薬剤の中でも原因物質によく挙げられるのが、抗生物質、鎮痛剤、解熱剤などです。
発生箇所は全身になります。
強いかゆみとともに、水疱性の丘疹が体の広範囲にできます。
急性と慢性があり、慢性化すると1年以上続く場合もあります。
長期間かきむしるため、皮膚が厚ぼったくなります。
虫さされの後にできることもあり、子供が虫さされの後にできるものを小児フトロフルスと呼びます。
発生箇所は全身(特に上半身)になります。
褐色または黒色をしており、丸く盛り上がったものや1~2cmまで大きくなるものまであります。
中年過ぎの方によくみられるイボで上半身によくできます。
悪性ではないので治療の必要はありませんが、癌と間違えやすいとされています。
老人性疣贅は判別が難しいために、専門医の診察を受けることをおすすめします。
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