陰部にできる皮膚疾患

皮膚の病気と症状

陰部疱疹

発生箇所は陰部になります。

成人の性器に感染して小水疱が集まると疱疹できます。

場合によっては鼠径部のリンパ節が腫れるときもあります。

成人では性交によって感染することも多いです。女性が感染した急性の陰部疱疹は、外陰部に小水疱が集まってでき、ただれて強い痛みを伴います。

ただし、慢性化したり再発することはほとんどありません。

重度陰部疱疹の治療は全身療法としてビダラビン、アシクロビル、γグロブリンなどの注射、非ステロイド系消炎剤の投与があります。

局地療法としてはIDU、アシクロビル軟膏などの塗布があります。

カンジタ性間擦疹

発生箇所は耳、陰部、乳房になります。

カビの一種のカンジダ菌の感染で起こる皮膚病です。

耳の後ろ、陰股部の下、乳房下などの擦れる場所にできます。

赤い発疹、落屑、膿胞がみられ、かゆみを伴います。

オムツをしている老人、太っている人、糖尿病の人、ステロイド剤を使用している方にできやすいものです。

疥癬

発生箇所は全身、特に指、陰部になります。

疥癬虫によって起こる皮膚炎です。

症状としては手の指間や陰部にブツブツができ、激烈なかゆみがあります。

犬猫のペットから感染する動物寄生性のものから、人から感染するヒト疥癬などがあり、最近急増しつつある皮膚病の1つです。

尖圭コンジローム

発生箇所は肛門、陰部になります。

肛門の周囲に粟粒ほどの紅色をした小結節ができます。

次第に乳頭状に増殖し、いくつも重なりあって大きくなります。

自覚症状はありませんがしばしば悪臭を放ちます。

性交によって感染することが多く、癌の原因にもなります。専門医に診察してもらい、早めに治療することが大切です。

乳児寄生菌性紅斑

発生箇所は肛門、陰部になります。

おむつを使う乳児期に多発する病気です。

下痢の続いたあとになどにできやすくなります。

初期は肛門周囲、陰部とその周囲などに小さなブツブツができ、次第にそれらが集まり、大きな紅色面ができます。

あせもと間違えて治療すると、症状を悪化させることがあるので注意が必要です。

皮膚掻かゆ症

発生箇所は全身、特に頭、肛門、陰部になります。

皮膚の表面には異変は見当たりません。ただ、かゆみだけがある皮膚病です。

強いかゆみを伴うこともあり、掻き傷を作ってしまうこともあります。

一般的には糖尿病、肝臓病、腎臓病、内臓癌、更年期障害などが原因になります。

また、病気以外からも石鹸の使い過ぎ、芳香剤、香水、市販の風邪薬の内服でも起こる場合があります。

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