原因を特定する検査方法

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じんましんは原因を知ることから

じんましんの痒みなど治療は方法が決まっているために、症状を診ただけで外用薬と内服薬を処方することができます。

しかし、その原因を特定するためには複数の検査が必要で、症状だけでの判別は困難です。

実際にはじんましんでないケースも多く、原因物質が「サバを食べたためです。」「犬と遊んだ後に痒くなりました。」「こたつに長時間入っていました。」と思い込んでしまっていることもあります。

たまたま体調が悪かったり、他の原因と複合されていたりする場合も少なくありません。

やはり、アレルギーを中心に原因を特定し、自分の体を理解することから、じんましんと向き合っていきたいものです。

たくさんあるじんましんの検査方法

じんましんの原因を知ることはじんましんの予防だけではなく、完治にもつながります。

じんましんの原因を特定するための検査方法を紹介します。

マーク  問診検査
患者のライフスタイルを医師に述べ、その内容から原因を特定いきます。じんましんの原因は多様多種であるため、症状からある程度原因を絞ります。

マーク  血液検査
じんましんは他の疾患から発生することも少なくありません。全身の状態を把握することと、じんましん特有の血液症状(白血球数の増加など)を調べます。また、尿検査も同様の手法で、尿たんぱくの増加などをチェックします。

マーク  皮膚スクラッチテスト
アレルギーの原因物質であるアレルゲンのエキスを皮膚にひっかき、傷をつけて塗布する検査方法です。卵、牛乳、魚介類、甲殻類、ハウスダスト、花粉、ペットの毛などを試します。時間を置いて、皮膚が赤くなったりすると、陽性と判定されます。

マーク  皮内反応テスト
皮膚スクラッチテストと同様に、アレルギーの原因物質を皮膚に与えるテストです。前腕部の皮下にアレルゲンを注射して反応みます。

マーク  皮膚描記法
ボールペンの先端のような細い硬いもので強く皮膚をこすり、皮膚に刺激を与える方法です。健康な人は少し赤くなってわずかに腫れる程度ですが、機械的じんましんの場合は赤く腫れ上がります。

マーク  試験食法検査
食物が原因と想定した場合に行われる方法で、絶食を2日間行い、発疹が停止すれば、食事性のじんましんの特定します。絶食といっても実際は砂糖水や砂糖入りの薄い紅茶程度は許されます。単品で食事を摂り、発疹が出た場合に直前の食品で原因を確定させます。じんましんの症状がひどい場合に行われます。

マーク  食品選択法検査
食物が原因と想定した場合に行われる方法で、じんましんを引き起こしやすい食品を除いて献立表を作成します。その内1つを約1週間日間与え、反応をみます。それを繰り返して、じんましんを引き起こす食品を特定します。原因がある程度特定されたら、その食事を止めて、経過を診ます。

マーク  免疫学的検査
アレルギー性じんましんを調べる検査です。血清中のIgEの総量を測り、IgEが多い場合はじんましんは起こりやすい診断されます。

マーク  温熱負荷検査
温熱じんましんを調べる検査です。約43℃の温水を入れたビニール状の物質を、10分間皮膚に接触させて反応をみます。発疹やむくみが出れば、温熱じんましんの可能性が高いです。

マーク  寒冷負荷検査
寒冷じんましんを調べる検査です。氷の入った冷水をたビニール状の物質を、10分間皮膚に接触させて反応をみます。発疹やむくみが出れば、寒冷じんましんの可能性が高いです。

マーク  光過敏症検査
日光じんましんを調べる検査です。中波長紫外線(UVB)、長波長紫外線(UVA)、可視光線を照射して反応をみます。発疹やむくみが出れば、日光じんましんの可能性が高いです。

マーク  運動負荷試験
コリン性じんましんを調べる検査です。発汗を促すために温度の高いところで運動をさせ、反応をみます。発疹やむくみが出れば、コリン性じんましんの可能性が高いです。

マーク  スクリーニング検査
一般的な検査に加えて、じんましんの種類を特定する方法です。例えば、病巣感染によるじんましんが疑われる場合には、感染巣に超短波を照射したり、マッサージをして刺激を加え、じんましんが悪化するかどうかを診ます。

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