じんましんの症状!発生箇所や発生時間には個人差がある

かゆみから始まりやすいじんましん

かゆみから始まりやすいじんましん

じんましんの多くはかゆみを伴うことが基本です。健康な皮膚でも表面だけに蚊に喰われたような膨らみ、赤みがかったミミズ腫れ、複数の突発的な湿疹が現れます。

どうしようもない強いかゆみを感じることも多いですが、じんましんの存在感がありながらも、あまりかゆくならなかったりもします。それとは別にチクチクとしたり、焼けるような熱さを感じることもあります。

じんましんの特徴はかゆみや赤みだけではありません。時間が経つにつれて大きくなったり、出来物が増えて、癒合して形が変わったりします。悪化すると痛みを覚えたりと、必ずしも症状が一様ではありません。

このとき、じんましんを手で強くかいてしまうと、かゆくて赤い範囲が徐々に広がっていきますし、症状が激しいと新しい膨らみが次々に出現し、範囲も拡大していきます。

基本的にはじんましんは数分から数時間で消えます。その後、再発を繰り返したとしても、1日以内に発症しなくなることがほとんどです。

また、皮膚科の診察でも一目で原因を特定することは難しく、じんましんの70%以上は原因不明で処理されています。

それはアレルギーをはじめとした多様な刺激が原因であったり、体調の悪化や体内の異常を皮膚がじんましんとして知らせることもあるためです。

じんましんの発症箇所は全身にあり得る

大きさは点状のような小さい症状から、時間が経つに連れて広がったりと様々です。個々のじんましんが融合して、体のほとんどがじんましんで覆われてしまうこともあります。

形も円形、線形、環状、斑、地図状などいろいろです。じんましんの原因によって症状別に特徴がありますが、赤くなったり、膨らんだりする程度は多種多様で特定はされません。

しかし、茶色く跡が残ったり、表面が乾燥してカサカサになるようでしたら、じんましんとは別の病気と考えられます。

じんましんがよくできる箇所は、太もも、股、腹部、おしり、乳房周辺ですが、頭皮、手の甲、足、背中、唇などの体の皮膚であれば全てに発症する可能性があります。

中でも口の中、胃腸、のど、気道にもできた場合は要注意です。症状がかゆいだけでは留まらず、腹痛、声がれ、呼吸困難、胃腸障害、呼吸障害を誘発しやすいです。

目にできる場合もあります。目の粘膜にできると大きくなりやすく、目がふさがる場合もあります。

また、唇は夏に発症する傾向があるなど、箇所による特徴もあります。このようなじんましんの症状は「膨疹発作」とも呼ばれており、普通10分から数時間、長くても24時間以内には小さくなるか消失することが多いです。

じんましんの発症時間は24時間程度

1日の同じ時間に再び出現してくるケースもあります。朝から出るじんましんもありますが、一般的には体が温まったあとに出やすいために、入浴後や飲酒後の夕方から出ることが多いです。

したがって、原因不明のじんましんが出るときには、長湯ではなくシャワーにして、飲酒も避けて食事はあっさりとした内容にしたほうが無難です。

朝から発生する例としては、冬の朝起きて、冷たいフローリングに足の裏が触れると発症する場合があります。自分の体温より冷たいものに触れたり、自分の体温が急激に下がったために起きる寒冷じんましんに該当します。

昼から発生する例としては、夏に外に出ると汗をかいて、背中で発症する場合があります。自分の汗を皮膚が刺激物として認識され、発疹が起きたためにコリン性じんましんになります。

夜から発生する例としては、布団に入ると体がムズムズして、関節からかゆみを感じる場合があります。自分の体温が急激に上がったり、暖かい物質に触れて発疹が起きた結果、温熱じんましんの可能性が高いです。

このように決まった行動や時間でじんましんが起きた場合は、原因が特定しやすいケースがほとんどです。

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公開日公開日 2006.03.19
更新日更新日 2015.07.14
執筆者Kirito Nakano

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蕁麻疹(じんましん)事典編集部
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じんましんの原因、予防、治療を徹底解説。寒冷蕁麻疹やコリン性蕁麻疹、アレルギー性疾患なども掲載しています。

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