処方箋の形状一覧!じんましんでは錠剤の内服薬が一般的

皮膚に効果がある薬の形状

皮膚に効果がある薬の形状

内服薬と外用薬にはタイプがあり、使用する際の「用途、好み、効果、症状」によって選ぶポイントがあります。

処方箋の形状一覧はじんましんで使用する可能性がある薬の形状です。それ以外では点眼剤、点耳剤、点鼻剤、吸入剤、貼付剤、浣腸剤、うがい薬などがあります。

内服薬

形状 説明
錠剤 薬を一定の形に圧縮して作った内服薬で、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬が該当します。トローチなどもこの仲間です。
カプセル剤 医薬品を粉末や顆粒、液状などにして、ゼラチンの容器に入れた内服薬です。カプセルは材質やその厚さなどによって、薬が最も効果を上げる場所で溶けるように工夫されています。
顆粒剤 薬を粒状に大きさを揃えた内服薬です。口の中でくっつかず、あえて苦味などを持っています。
細粒剤 薬を粉末状にした内服薬で、顆粒剤より細かいために「粉薬」とも言われています。
シロップ剤 白糖の溶液やその他の糖類、または甘味剤を加えて、のどの通りをよくして、飲みやすくした内服薬です。液状のものをシロップ、粒状のものをドライシロップと言います。

外用薬

形状 説明
クリーム剤 クリーム型の外用薬で浸透性と使用感が良く、染みるなどの副作用が少ないです。ほぼすべてのじんましんのタイプに対応ができます。
軟膏剤 ワセリンや脂肪油に薬を練り合わせたものです。半固形の外用薬で多少ベタつくために、浸透性はクリームよりやや落ちますが刺激が少ないです。ひび割れやただれ、乾燥などに適しています。
液剤 液体の外用薬ですぐ乾くので、使用感がスッキリしています。乾燥したり、傷になっているじんましんにはしみる場合もあります。
リニメント剤 泥状や液状の外用薬でへらなどで伸ばして患部につけます。
エキス剤 生薬などから浸出された薬効成分を濃縮して製造したもので、内服薬と外用薬の両方があります。
ローション剤 水性の液の中に薬を均等に分散させた液剤で、ぬるっとした感触が特徴です。頭部などの軟膏剤の使いにくい部位に用います。
スプレー 液体を霧状に飛ばす外用薬です。冷却効果でかゆみをすぐ抑えるものなどがあります。

病院では錠剤を処方される理由

じんましんの薬の中でも服用する機会が多い錠剤は中身全てが成分というわけではありません。実際の有効成分は1錠中10mgほどです。

この理由は10mgの有効成分だけでは固めることは困難であり、服用時に呼吸で吹き飛んでしまいます。そこで乳糖などの体の中では何の作用もない物質を混ぜて、体積を大きくして、適切な大きさの錠剤としています。

錠剤はいくつかの層に分かれている場合があります。これは単一成分や複数成分を別々に固めたり、層によって溶け出す時間が変える狙いがあります。

また、錠剤のように固体化にすることは「結晶にして成分をより安定させる、粉末状であった刺激臭を封じ込める、流動性の成分をカプセルに入れる利便性」なども兼ね備えています。

錠剤を粉砕すると、意図された溶解時間と異なる時間に成分が溶け出したりするため、安易に形状は崩すことは効果が薄れるのでやめましょう。

錠剤を噛んだり、溶かしたりすることは、薬の効力を軽減させることになります。水かぬるま湯で決められた時間に服用するようにしたいです。

品目数は少ないですが、マイクロカプセルを利用して、1回だけ皮下に注射することで、ある期間は毎日決まった数のマイクロカプセルが割れて、有効成分が血中に溶け出し、定期に一定量が体内に放出される薬もあります。

使用法で薬の効力も差が出る

薬の種類が異なれば、使用法も異なります。使用法の違いによって疾患への効力が変わってきますので、しっかりと把握していきましょう。

使用法 説明
内服薬 飲み薬で胃や腸で溶けて吸収され、血液中に入って体内をめぐり、薬効を発揮します。カプセルに包むことで時間差を作ったりして、長時間効果を促すこともできます。
外用薬 皮膚につけることで効果を上げるものでクリーム剤や軟膏、液剤などがあります。目薬なども外用薬となります。
注射薬 即効性を上げるために皮下や筋肉、静脈などに薬を直接注入します。一般的な点滴の場合、大量の栄養剤や食温水を時間をかけて注入するタイプになります。
坐薬 主に肛門に挿入して効果を上げるもので、痔の治療薬や乳幼児の解熱薬などによく使われます。
吸入薬 外用薬の一種で吸入器で薬を口中やのどに散布するものを言います。主に喘息やせき、のどの痛みに用いられ、インフルエンザの治療にも用いられます。

ただし、じんましんでは皮膚に塗る外用薬ではなく、じんましんの発生を中から抑える内服薬を処方することが一般的です。

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公開日公開日 2006.10.22
更新日更新日 2015.08.12

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蕁麻疹(じんましん)事典編集部
蕁麻疹(じんましん)事典編集部
執筆・編集
じんましんの原因、予防、治療を徹底解説。寒冷蕁麻疹やコリン性蕁麻疹、アレルギー性疾患なども掲載しています。

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