関節にできる皮膚疾患 - あせも・アトピー性皮膚炎・わきがなど

乾燥しやすく菌が溜まりやすい関節

乾燥しやすく菌が溜まりやすい関節

あせも・多汗症

発生箇所は全身、特に首、股、脇の下になります。原因は汗の出る管がふさがってしまい、汗が皮膚に溜まって、炎症を起こしてしまいます。

かゆみの強い場合は専門医に診察してもらうことをおすすめします。多汗症は体質的なものがほとんどで心配はありませんが、まれに内分泌障害や脳の腫瘍の疑いがあります。

アトピー性皮膚炎

発生箇所は全身、特に頬、肘の裏、膝の裏、腿になります。かゆみが特定の箇所に発生し、長期的に続きやすい病気です。

アトピー体質という特異体質が引き起こす湿疹に似た皮膚炎になります。遺伝性が強く、家族間で同じ症状が診られる場合が多いです。

皮膚は全体的に乾燥して脂気がなくなり、白っぽくカサカサになります。赤みが出る場合も出ない場合もありますが、かゆみはかなり強く、我慢できる類ではありません。

また、アトピー性皮膚炎の持ち主は花粉、汗、カビ、ダニ、ほこり、食物などに過敏に反応して、アレルギー反応を起こしやすい特徴があります。

乾癬

発生箇所は全身、特に額の髪の毛の生え際、肘、膝、腰になります。関節部分が赤くなり、角層が大量にできるために白い粉が吹くことが多く、かゆみを伴う場合もあります。

慢性で治療が困難病気です。遺伝的体質が原因とされ、子供には少なく成人に多いです。重症例では胸鎖関節痛や紅皮症、全身に膿疱を伴うこともあります。人に移る心配はありません。

とびひ(伝染性膿痂疹)

発生箇所は全身、特に脇、腹部、内股になります。主に幼児や子供にできる伝染性の皮膚病です。

梅雨から夏にかけて流行しやすく、複数の水疱ができる「水疱性膿痂疹」と季節性のないかさぶたのできる「結痂膿痂疹」の2つのタイプがあります。

症状は直径1~2mmの小さな水疱がいくつも集っていきます。この水疱は次第に大きくなり、薄い膜を破って水が出てきます。膜が破れたあとは赤肌が露出しジメジメとしていますが、数日のうちに治ります。

原因は黄色ブドウ球菌の伝染がほとんどです。小さな水疱を見つけたら早期に専門医にて治療を受け、他の子供への接触を避けましょう。

水イボ

発生箇所は全身、特に背中、胸、脇、肘、膝になります。ウイルスが皮膚について増えた症状で、普通は子供の病気です。

自然治癒しますが感染するため、水イボができている間は通園やプールなど禁止になることがあります。

予防としては清潔を保つこと、肌をかきこわさないこと、アトピー性皮膚炎をなるべく治療しておくことです。特にアトピー性皮膚炎をもつ子供は水イボができやすいので注意が必要です。

水イボによって他の病気に併発することはありません。皮膚科での治療ではドライアイスや液体窒素をイボに押し当て、殺菌しながらイボを消していきます。

わきが

発生箇所は脇になります。脇の臭い汗は脇の下にあるアポクリン汗腺から出る汗が、細菌に汚染されて臭いが発生する症状です。

アポクリン腺から分泌される汗は初めは無臭ですが、時間と共に異臭を放つようになります。

また、わきがは体質も関係していて、耳アカが湿っている、家族にわきがの人がいる、シャツが黄ばみやすい人は要注意です。

軽症の場合は殺菌スプレーを使ったり、下着を毎日取り替えることで臭いは軽減されます。重症治療の場合はアポグリン腺の摘出手術を行います。

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公開日公開日 2006.10.03
更新日更新日 2015.07.14

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蕁麻疹(じんましん)事典編集部
蕁麻疹(じんましん)事典編集部
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じんましんの原因、予防、治療を徹底解説。寒冷蕁麻疹やコリン性蕁麻疹、アレルギー性疾患なども掲載しています。

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